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例えば、機械を製造する時には、まずは、設計図が作られ、設計図通りに製造されていきます。
会社にも設計図のようなものが必要なはずです。
機械は様々な材質の部品から作られますが、会社という組織は、人によって成り立っています。
したがって、人の動きこそが、会社の肉体を形作ります。
そう考えると、人事評価制度は(給与制度とならんで)、会社の設計図と言えましょう。
部署や役職、給与の仕組みがこまかく決められている会社もあるでしょう。
ただ、それがちゃんと「会社の設計図」として機能しているのかは別の話です。
機械でも、まずは使用目的が決められ、その目的を達成するために最も適切な部品により構成された設計になっています。
会社の場合も、まずは会社の目的がしっかりと決められ、目的に応じた人材を育成しなければいけません。
例えば、同じポジションの従業員でも、人を楽しませるエンターテインメント企業と、人の命にかかわる製薬会社では、求められる能力が変わってくるでしょう。
例えば、前者なら、親しみやすさが重要になるところ、後者の場合には、慎重さや信頼が必要かもしれません。
当然、双方の会社では、従業員の評価の仕方が大きく違うことでしょう。
昇進、昇給のポイントも違ってくるでしょう。
もっとも、会社は機械とは違い、生身の人間である従業員さんによって成り立っています。
心ある、血肉の通った人間です。設計通りに動いてくれるとは限りません。
モチベーションを高めてもらわなければなりませんし、心身の健康を損なうような職場であってはなりません。
とはいっても、設計図は必要なのです。
設計図としての人事制度を作る場合に、漫然と同業他社と横並びにするのではなく、会社をどうしたいのかという目的を明らかにして、従業員さんをどう育てていうのかについても、考え抜かなければいけないのです。
そうはいっても言うは易しで、実行はなかなか難しいのですが。
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