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新しく人を雇うと、社内の空気が一変することがあります。
それまでは気心の知れた従業員と和気あいあいとやっていて、社長さんの裁量でなんでもうまくいっていたのに、新人さんが入ってから社内の空気が変わり、どうもぎくしゃくしてしまうようになった。
たとえ1人しか新人さんをいれていない場合でも、そして特に問題のない普通の人を雇った場合でも、そうなる場合があるのが頭の痛いところです。
例えば、今までは有給休暇を取りたいと言い出す人はいなかったのに、「有休休暇をとりたいです。」と言われてしまった。
また、残業についても各自で自発的にやってもらっていたのに、「毎日1時間程度残業していますが、ここでは残業代が出ないんですか」といわれる。
極めつけは、「前の会社ではそうじゃなかったのに・・・」というセリフ。
たいていの新人さんは、働き始めの時は熱心にやる気をアピールしますので、すぐに問題にはなりません。
新人さんは、慣れてきたころに、上のようなことを社長さんにではなく、同僚に伝えるのですね。
これに対して、「うちにはうちのやり方があります」と新人さんを突き放す従業員さんもいるでしょう。
その結果、社内の雰囲気が悪くなったり、せっかく雇った新人さんが辞めてしまうことも。
また、従業員さんが新人さんの意見に同調して、「そういえばうちの会社って、その辺がルーズだよね。確かにおかしいな。」という心境になる場合もあり得ますね。
それはそれで、やはり職場の雰囲気は悪くなってしまいます。
会社が小さいうちは、目の届く範囲で気心知れた従業員たちと一緒に、あらゆることを社長さんの裁量で決めても大きな問題にはならなかったと思います。
よく言われることですが、会社が大きくなるにつれて、ルールが必要になってきます。
雇った新人さんから何も言われなかったとしても、社内ルールの整備は会社が成長するにつれ、いずれは突き当たる課題です。
新しい人を雇うとき、どんな人をとりたいのか、どういった労働条件で募集をかけるのか、どこに募集をかけるのか、などは誰もが考慮します。
可能であれば、人を雇う場合をいい機会だととらえて、就業規則を含めた社内ルールを整備することをお考えになってはいかがでしょうか。
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