つくづく思うのは、日本の理髪店は非常にレベルが高いということです。

今はどうか分かりませんが、以前いわれていたのが、外国の理髪店の中には自分の得意な髪型１本で勝負する方が多いのだかとか。

「前髪は眉に少しにかかるぐらいの長さで、もみあげは長めにお願いします。」などとあれこれ注文しても、雑誌を持って行って「このモデルさんのような髪型でお願いします。」とあれこれ注文しても、結局は、同じ髪型にされてしまう。

 

都会の高級店などはもちろん違うのでしょうし、今は改善されているのかもしれませんが、少なくとも以前はそういう理髪店が結構あったそうです。

 

日本では聞いたことがないお話ですね。

 

その点、日本の多くの理髪店は、外科医のような手先の器用さ、芸術家的なセンスを兼ね備え、お客さんのニーズを上手にくみ取って、一人一人に合わせたオーダーメードの髪型にしてくださいます。

日本にいると当たり前のように思ってしまいますが、これって実は大変すごいことなんですね。

 

では、社労士はどうか。

社労士も、同じように日本の理髪店のようでなければならないと考えています。

 

就業規則を作るにしても、人事賃金制度を変えるにしても、一つ一つの会社様の個性を反映する方が望ましいです。

それぞれの会社様の企業理念や事情、社長様の想いを汲んだオーダーメードをお勧めしています。

 

そうなるためには、やはり、経営者様のきちんとお話を聞き取り、必要があれば、従業員の方ともお話をさせていただき、丁寧にくみ取っていくことが欠かせないと思っています。