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一昔前は脳科学者といえばアハ体験の茂木健一郎さん位しか知りませんでしたが、最近、脳科学者・中野信子さんという方がテレビなどでブレイクしています。中野さんの「努力不要論」という本を読みました。
大変面白かったです。
全般にわたり大変興味深く、ためになる内容が盛りだくさんでした。
その中でも、一番考えさせられたのが、頑張っている人間ほど他人に対して厳しくなるという指摘でした。
職場でも、高い能力を持ち、頑張っておられる従業員さんがいるとします。
会社にとっては大変ありがたい存在です。
しかし、このような従業員さんはえてして、部下や後輩をはじめとするほかの従業員さんに対する指導が厳しくなってしまう。
よく見られる光景だと思います。
指導が厳しいことそれ自体が悪いとは言えませんが、行き過ぎてしまい、往々にしてパワハラ化してしまい、職場の雰囲気を悪いものにしてしまうのです。
そのような従業員さんは仕事ができ、経営者様にとっても大変ありがたい存在だけに、注意することもためらってしまいがちです。
また、そのような従業員さんは、自分が正しいことをしていると考えていることが多く、注意をすると大変な反発を招く場合もあります。
しかし、仕事は基本的にチームプレイ。
その従業員さんがいくら仕事ができても、チーム全体としてのパフォーマンスが下がってしまっては本末転倒です。
場合によっては職場が崩壊してしまうこともありえます。
他の従業員さんの心身を大きく損ねるような緊急性がある場合には、緊急の対応が必要となる場合があるでしょう。
そうなった場合にはもちろんのこと、そこまで切羽詰まっていない場合でも、事態が悪化する前に、従業員さんの話を聞くことをお勧めします。
意外にも、加害意識ではなく、自分が被害者だという意識を持っているかもしれません。
自分は被害者であるとの強い不満が外部への攻撃になっている場合も多々あるのです。
従業員さんが一人で仕事を抱え込んでしまっていないかどうか。
アシストする体制ができていなかったり、会社として注意を向けてあげることを怠っていないか。
その従業員さんも不満、不安を抱えているかもしれません。
一度、従業員さんとひざを突き合わせてとことん話を聞いてあげる必要があるかもしれません。
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